研究会

 第54回以降の研究会の予定については、決定し次第お知らせいたします。

 研究会の開催を担当される方向けに、開催の流れや会計関係書類、抄録作成についてなどをまとめました。
 「学術集会・研究会 開催者マニュアル」よりご覧ください。

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2024年度

日本医療・病院看護学会 第430回例会

※日本医療・病院看護学会が主催、本学会が共催

日時
2025年1月14日(火) 14:30〜16:30
後日、オンデマンド配信を実施します。視聴をご希望の場合は参加登録をお願いします。
場所
オンライン開催(Zoom利用)
テーマ
AI時代の医療における意思決定を倫理の視点で考える
プログラム
14:30〜14:40 例会の趣旨:診療報酬改定と意思決定の支援に関する体制整備

勝山 貴美子(横浜市立大学 教授)

14:40〜16:10 「医療における意思決定の支援 ―ハーバーマスの討議倫理の観点から考える合意形成モデル―

朝倉 輝一(東洋大学名誉教授 哲学倫理)

16:10〜16:30 臨床の中での問題と課題(参加者とともにディスカッションと対話)
参加費
無料
参加申し込み
下記Webフォームへ必要事項をご記入の上、お申し込みください。
本例会のZoomの参加情報をご連絡いたします。
申し込みフォーム

※QRコードをクリックしても申込みフォームへ移動します
問合せ先:
横浜市立大学 勝山貴美子

日本医療・病院看護学会第430回例会 開催案内(PDF形式)
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2022年度

第53回(2022年度第4回)研究会

日時
2023年11月25日(土) 13:30〜16:00
※12月4日(月)〜15日(金)までの間、オンデマンド配信中を実施 終了しました
場所
オンライン開催(Zoom利用)
テーマ
コロナ禍における新人看護職員の離職 〜どのように対処し、今後どうするか〜
趣旨

 日本看護協会によると、2021年度の新卒看護職員の離職率は10.3%に増加したことが報告されました(日本看護協会,2022年病院看護・助産実態調査.2023年3月)。
 2020年度以降に看護職養成機関を卒業した看護職員の多くは、コロナ禍によって、授業はオンデマンド講義に変更になり、臨地実習が制限され、例年に比べ看護基礎技術到達度が十分に達成できないまま、実習で得られる臨床経験が乏しいまま、就職しました。そうした看護職員を受け入れてきた病院等医療機関にはどのような大変さがあり、どのように対処してきたのでしょうか。
 2023年5月の連休明けから、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は5類感染症に位置付けられ、社会は平常状態に戻りつつあります。しかし、COVID-19が解決したわけではなくその後も感染者は存在し、クラスター感染も報告されています。医療機関は引き続き感染対策に追われており、今後も臨床実習での学習を十分に積み重ねることができなくなる事態が発生する恐れがあります。また、様々な感染予防のための制限は、本来であれば経験できる学生時代の様々な社会経験の機会を摘み取ってしまう恐れもあります。これらの課題はすぐに解決できることではないかもしれませんが、将来の医療を担う人材の育成の視点から検討していくことが重要です。
 そこで、今回、コロナ禍における新人看護職員の離職防止と離職削減のためにどのような工夫、対応を行ったのか、個々の病院の事例を報告してもらい、今後に向けての対応を皆様と共有する機会とします。

プログラム
13:30  開会の挨拶
13:35 趣旨説明

田中 幸子(東京慈恵会医科大学医学部看護学科 教授)

13:40 報告1 コロナ禍の新人看護師が、看護にコミットする教育支援

永井 香織(北里大学病院 教育担当係長)

14:00 報告2 コロナ禍に看護基礎教育を受けた新人看護職員が臨床で輝く看護師 へ

玉上 淳子(東京慈恵会医科大学附属病院 看護部長)

14:20 報告3 コロナ禍による臨床現場の変化を受け入れ、新人看護師と共に成長する〜職場適応に向けた取り組み〜

犬童 千恵子(虎の門病院 看護次長)

14:40 休憩
15:00 ディスカッション
16:00 閉会の挨拶
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第52回(2022年度第3回)研究会

日時
2023年7月8日(土) 13:00〜16:00 終了しました
場所
オンライン開催(Zoom利用)
テーマ
少子化時代における助産院から学ぶ戦略的マネジメント
−子育て支援、地域密着、周辺サービスの展開−
趣旨

 近年の急激な少子化現象に対し、岸田首相は、「異次元の少子化」「社会機能を維持できるかの瀬戸際と呼ぶべき状況に置かれている」と述べていますが、具体策は全く見えてこないのが現状です。
 このような状況下、分娩を取り扱う助産院は全国で449施設(2023年産科医療補制度加入数から計算)と2009年の産科医療保障制度発足時の加入数から14年間で155施設減少しています。
 そのような中、精力的に分娩を取り扱いながら助産師の専門性を活かし広範な事業展開を行い、地域の人々の健康に寄り添う助産院が存在します。 今回はそのような助産院を経営している院長先生の話を伺い、戦略的経営、マネジメントについて学ぶ機会を得たいと企画しました。
 本研究会では、開業助産師の皆様のみならず病院に勤務する看護職の皆様にもぜひ参加頂き、地域で展開されている看護を理解して、病院と地域の連携・連続性ある看護に役立てていただけたらと思います。

プログラム
13:00-13:05 趣旨説明

坂梨 薫

関東学院大学看護学部 教授、看護経済・政策研究学会理事)

13:05-13:45 講演1

山本詩子 先生(山本助産院 院長)

13:50-14:30 講演2

岡本 登美子 先生(ウパウパハウス岡本助産院 院長)

14:30-14:50 質問コーナー
15:00-15:15 2人の講演を受けて医療管理・医療政策経済学の立場からのコメント

松下 博宣 先生 (東京情報大学 看護学部 教授)

15:15-16:500 シンポジウム

山本 詩子 先生

岡本 登美子 先生

松下 博宣 先生

市川 香織 先生 (東京情報大学 看護学部 教授)

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第51回(2022年度第2回)研究会

日時
2023年4月8日(土) 13:00〜16:00 終了しました
場所
オンライン開催(Zoom利用)
テーマ
看護師と看護補助者との気持ちよい協働を目指して
趣旨

 日本では高齢者人口の増加と労働者人口の減少を見据え、医療現場のタスクシフトが推進されています。看護師と看護補助者との協働もその1つであり、令和4年の診療報酬改定において「看護補助者の更なる活用に係る評価の新設」がなされ、そのための体制整備の充実とすべての看護職員が看護補助者を活用に関する研修を受講していることが求められました。
 看護師と看護補助者の協働は患者のニーズに応じた安全なケア提提(Wagner2014,Wagner2014)や転倒発生率の改善(Gion & Abitz2019)などその効果が報告される一方で、業務範囲の曖昧さ(中岡2016)や業務委譲に関する課題(坂本ら2019)があり、看護師の負担がかえって増えたり看護補助者の離職などが問題となり、看護管理上の問題は多岐にわたっています。
 本研究会では、看護師と看護補助者との協働について、参加者とともにその問題と課題について対話をし、解決先について考えていきたいと思っております。

プログラム
13:00-13:05 趣旨説明

勝山貴美子(企画・看護経済・政策研究学会)

13:05-13:40 看護補助者のさらなる活用に関する研修から見える問題と課題

ビジネスブレーン代表 永井則子氏

13:45-14:00 看護補助者科としての組織化、看護補助者の困難事例のリフレクションから看護師の課題の把握

大田記念病院看護部 看護補助者担当看護師長 栗原真帆氏

14:05-14:20 看護補助者のやりがいを引き出す協働の試み

横浜南共済病院 看護師長 小野美穂氏

14:20-14:50 質疑応答
14:50-16:00 ワークショップ
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第50回(2022年度第1回)研究会

※横浜市立大学国際商学部 安川文朗研究室との共催

日時
2022年10月19日(水) 18:00〜19:30 終了しました
場所
オンライン開催(Zoom利用)
テーマ
スペシャルトーク by MIKIKO「MIKIKO流 “チームの創り方”」
趣旨

 コロナ禍やウクライナ侵攻など、不確実な現代社会を生き抜くため、今こそ相互理解と団結が必要な時代はありません。看護師の夢や希望を叶える過程でも、素晴らしいチームや仲間との出会いは不可欠です。
 今研究会では、いま日本や世界で最も注目されている演出振付家のお一人であるMIKIKOさんをゲストスピーカーにお招きし、若いダンサーを成長させ素晴らしいパフォーマンスチームを創り上げる「極意」を伺いながら、看護師の成長に寄り添い育てるヒントをいただきたいと思います。

ゲスト
MIKIKO(演出振付家/ダンスカンパニー「ELEVENPLAY」主宰)
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2021年度

(第46回〜第49回(2021年度)の研究会を表示/非表示)

第49回(2021年度第4回)研究会

日時
2022年1月30日(日) 13:30〜15:30 終了しました
場所
オンライン開催(Zoom利用)
テーマ
パンデミックと自死の最新動向:経済、制度と看護職との接点
趣旨

 新型コロナ感染症の影響で日本の経済状況は悪化し、今回特に女性の自死が急増しています。改めて景気が自死に及ぼす影響と、自死対策の現在の動向とは?
 看護職はどのように関われば良いのか・・・
 高橋聡美先生を講師に迎えて最新の知見にアップデートします。

講師
高橋聡美 博士(一般社団法人 高橋聡美研究室 代表 / 中央大学 客員研究員 / BPO放送倫理・番組向上機構 委員 / 前防衛医科大学校精神看護学教授)
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第48回(2021年度第3回)研究会

日時
2022年1月10日(月・祝) 13:30〜16:30 終了しました
場所
オンライン開催(Zoom利用)
テーマ
看護学生と共に学ぶACP
趣旨

 看護学生に学んでほしいACPについて自由な発想で一緒に考えませんか?

※ 本研究会は、フリージア・ナースの会監修「看護学生のためのACPワークブック」出版記念ワークショップとして開催します

プログラム
第1部:話題提供
「看護学生に伝えたいACP」
第2部:ディスカッション
授業検討・全体共有

※参加時はお手元に「看護学生のためのACPワークブック(メジカルフレンド社) 」を準備されるとディスカッションがしやすくなります。

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第47回(2021年度第2回)研究会

日時
2021年11月13日(土) 14:00〜16:00 終了しました
場所
オンライン開催(Zoom利用)
テーマ
楽しくやろう看護研究
趣旨

 臨床現場の素朴な疑問を探求していくことで、普段の仕事がより面白くなります。その疑問をどのに形にしていくか、一緒に考えていきます。
 本学会では、臨床研究を支援するため助成を行っています。研究助成への応募、申請書類の書き方などについても解説いたします。

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第46回(2021年度第1回)研究会

日時
2021年10月2日(土) 14:00〜16:00 終了しました
場所
オンライン開催(Zoom利用)
テーマ
つなごう、看護と経済学
趣旨

 院内の勉強会や研修に参加してスキルを高め貢献しているはずなのに、なぜ給与には反映されないのだろう…。

 夜勤をたくさん担っているスタッフを手当などでもっと評価したいのに、なぜうまくいかないのだろう…。

 看護の現場では、その働きの評価をめぐって、スタッフ側だけでなく、管理者側も苦心しています。改善の糸口として「経済学」を使えるのではないか?そんな思いをもって、大学院の経済学研究科で研究し、現場で活かしたり、教育の場へ進んだりしている方たちから、生の声をお届けします。

プログラム
  1. 経済系の大学院での学びとは?−山口大学の場合

    角田 由佳(山口大学経済学部 教授)

  2. 看護管理者が経済学を学んで

    大林 由美子(綜合病院山口赤十字病院 看護部長)

  3. 私が経済学を学ぶ理由

    烏谷 美希(宇部フロンティア大学看護学科 助手)

  4. ディスカッション
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2020年度

(第41回〜第45回(2020年度)の研究会を表示/非表示)

第45回(2020年度第5回)研究会(ワークショップ)

日時
2021年5月22日(土) 14:00〜16:00 終了しました
場所
オンラインセミナー(Zoom利用にて開催)
お願い:当日は可能な限りPCまたはタブレットでのご参加をお願いたします。
テーマ
発達障害における合理的配慮の考え方と看護学生・看護職員への支援の基本
趣旨

 社会には発達障害があり特別な配慮を必要としている人がおり、看護学生や看護職にも約2.3%いると言われています。どのように合理的配慮をすればいいのでしょうか。
 今回のワークショップでは、発達障害について理解し、障害のある人に対する合理的配慮の考え方と看護学生、および看護職員への教育においてどのような支援を行えばよいのか考えていきます。

プログラム
  1. ショートレクチャー(90分程度)
    1. 発達障害の基礎知識
    2. 発達障害の二次障害
    3. 合理的配慮の考え方
    4. 看護学生支援
    5. 看護職員支援
  2. ディスカッション(30分程度)
講師
北川 明 先生(帝京平成大学ヒューマンケア学部看護学科 教授)
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第44回(2020年度第4回)研究会

日時
2021年3月6日(土) 13:30〜16:00 終了しました
場所
オンラインセミナー(Zoom利用にて開催)
テーマ
看護管理者が身につけたい評価力・面接面談力
趣旨

 管理者にとって、部下との面談は人材育成のために必要不可欠です。しかし、多くの管理職は試行錯誤しながら面談手法を身につけていくというのが現実ではないでしょうか。
 今回、全国で看護職の研修を担当されている河野秀一先生を講師にお招きし、管理職としての面接・面談の基本、また具体的場面を想定していかに効果的な面談をするか、ワークなどもいれながら進めていきます。

プログラム
  • 講演
  • ワーク
  • 全体討議
講師
河野秀一 先生((株)サフィール代表取締役)
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第43回(2020年度第3回)研究会

日時
2020年11月21日(土) 14:00〜16:00 終了しました
場所
オンラインセミナー(Zoom利用にて開催)
テーマ
看仏連携 地域包括ケアシステムにおける看護師と僧侶との連携と協働
趣旨

 地域包括ケアシステムにおいては、質の高い看取り、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)に加えご家族へのグリーフケア、スピリチュアルケアが求められます。看護師は今こそ、死の専門家としての僧侶と連携し、地域コミュニティとしての寺院の活用の在り方について、考えるべきでしょう。
 今回、看護職の研修を全国の様々な病院で担当されている河野秀一先生を講師にお招きして、看護師と僧侶との連携および協働に関するご講演を企画しました。河野先生は、住職の資格もお持ちで、この度看仏研究会を立ち上げました。

プログラム
講演

河野秀一 先生((株)サフィール代表取締役/臨済宗妙心寺派少林寺閑栖住職)

全体討論
まとめ
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第42回(2020年度第2回)研究会

※「横浜市立大学エクステンション講座」「第388回 日本医療・病院管理学会例会」「日本看護管理学会」との共催、「日本医学・哲学倫理学会」の後援

日時
2020年9月19日(土) 14:00〜17:00 終了しました
場所
オンラインセミナー(Zoom利用にて開催)
テーマ
ポストコロナ時代の感染症や病気との向き合い方
〜何が変わり、どう対応すべきか〜
趣旨

 新型コロナウィルス感染症(COVID‐19)の脅威は衰えをみせず、いまだ収束の目途も不明なままです。緊急事態宣言の解除後、首都圏を中心に新規患者数が増え始め、第二波、第三波が懸念されています。第一波の経験を踏まえた備えが必要なのは明らかです。医療崩壊の危機が叫ばれるなかでの医療関係者の献身的な態度は、国民にコロナ罹患を予防するための自己管理の重要性、国民皆保険の大切さ、限られた医療資源の配分の問題とアクセスの重要性を広く浸透させました。他方で、罹患への不安は感染者や医療者への偏見も生み出しました。ウィズコロナ・アフターコロナ時代といわれる今、我々は感染症や病気にどのように向き合っていくのか、倫理学、患者、看護管理学、公衆衛生の立場から発言をいただき、参加者とともに議論をしたいと思います。

プログラム
第1部:講演

座長:勝山貴美子(横浜市立大学教授)、米本倉基(藤田医科大学教授)

「新型コロナウィルスの感染者への偏見、医療資源の配分をどう考えるか」

朝倉輝一(東洋大学教授、日本医学哲学・倫理学会)

「ポストコロナ時代の賢い患者とは」

山口育子(認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML理事長)

「COVID-19 患者対応に関する倫理指針の策定」

佐藤美子(川崎市立多摩病院副院長・日本看護管理学会)

「新型コロナウイルス感染症がもたらした課題と今後の方向性」

山本光昭(東京都中央区保健所長 日本医療・病院管理学会理事)

第2部:シンポジウム
「ポストコロナ時代の感染症や病気との向き合い方」
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第41回(2020年度第1回)研究会

日時
2020年9月18日(金) 16:00〜18:30 終了しました
場所
オンライン(Zoom利用にて開催)
テーマ
チーム医療と多職種連携の革新 Zoom国際セミナー
趣旨

 多職種連携が、救急医療・看護、リハビリテーション、慢性期、周産期医療、地域包括ケア、災害医療を含め、あらゆるヘルスケアシーンで注目されています。そこで、日本看護経済・政策研究学会は、カナダから多職種連携の実践研究の第一人者、キャロル・オーチャード博士を招聘し、第41回研究会をZoomにて開催します。多職種連携の実践、研究、国際比較にご興味のある方々は奮ってご参加ください。

プログラム
第1部:挨拶&イントロダクション
「多職種連携を国際比較する」

東京情報大学看護学部教授 松下 博宣 先生

第2部:オーチャード先生講演(Zoomにて講演ビデオ)
「全アクターのために多様性と平等性を創造する」

ウェスタン大学看護学部名誉教授 キャロル・オーチャード 先生

※基調講演は英語です。スライドは日英両語で提供します。

第3部:パネルディスカッション

文京学院大学医療技術学部教授 藤谷 克己 先生

四国医療産業研究所所長 日本医師会総合政策研究機構 櫃本 真聿 先生

東京情報大学看護学部教授 松下 博宣 先生(兼司会)

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2019年度

(第37回〜第40回(2019年度)の研究会を表示/非表示)

第40回(2019年度第4回)研究会

 新型コロナウイルス感染症の流行拡大を受け、開催中止を決定いたしました。(2020.4.4)

※協賛:日本助産学会/名義後援:日本救急看護学会

日時
2020年6月6日(土) 13:30〜16:30
場所
横浜メディア・ビジネスセンター(YMBC) 8F
関東学院大学関内メディアセンター(アクセス
テーマ
チーム医療と多職種連携の革新 国際セミナー
趣旨

 チーム医療と多職種連携が、救急医療・看護、リハビリテーション、慢性期、周産期医療、地域包括ケア、災害医療を含め、あらゆるヘルスケアシーンで注目されています。そこで、日本看護経済・政策研究学会は、カナダから多職種連携の実践研究の第一人者、キャロル・オーチャード博士を招聘し、第40回研究会を開催します。多職種連携の実践、研究、国際比較にご興味のある方々は奮ってご参加ください。

プログラム
第1部:挨拶&イントロダクション
「多職種連携の実態を見える化するツール」

東京情報大学看護学部教授 松下 博宣 先生

第2部:オーチャード先生講演
「多職種連携の実践、研究、 経済・政策的側面」

ウェスタン大学看護学部名誉教授 キャロル・オーチャード 先生

第3部:パネルディスカッション

文京学院大学医療技術学部教授 藤谷 克己 先生

日本赤十字看護大学教授 田村 由美 先生

東京情報大学看護学部教授 松下 博宣 先生(兼司会)


第39回(2019年度第3回)研究会

 新型コロナウイルス感染症の流行を受け、ビデオ会議システムZoomを利用したWeb開催に切り替えて開催しました。

※神奈川県看護連盟より後援

日時
2020年3月17日(火) 13:30〜16:3014:00〜16:00 終了しました
場所
神奈川工科大学 アクティブラーニング横浜
住所:横浜市西区高島2-6-32 横浜東口ウィスポートビル(旧日産横浜ビル)10F(アクセス
テーマ
働き方改革が看護にもたらすもの
背景と目的

 働き方改革によって看護のなにが変わるのか。看護の質向上は、社会保障である医療費に大きく影響される。看護管理者が看護政策に関心を持ち看護報酬の見える化を目指すための具体的行動を導く課題を考えたい。

プログラム
当初予定より、第2部(会場ディスカッション)を短縮して開催しました。
第1部 13:30〜15:00
「働き方改革と看護の未来」

日本看護連盟会長/NPO法人看護職キャリアサポート顧問 大島 敏子 氏

第2部:会場ディスカッション 15:15〜16:30
「アクションプラン〜看護が変われば社会が変わる!」

第38回(2019年度第2回)研究会

日時
2020年1月25日(土) 13:00〜16:00 終了しました
場所
With You さいたま(埼玉県男女共同参画推進センター)
住所:〒330-0081 さいたま市中央区新都心2-2(アクセス
テーマ
中間管理職の育成と課題
背景と目的

 医療環境の変化は著しく、看護の実践現場を担う病棟管理者には多様な役割を求められている。しかし、病院の規模別あるいは機能別によりその役割期待や育成には差異があり、病院看護管理者の育成・能力開発は各病院にゆだねられているのが現状である。看護実践現場の責任者である看護師長(中間管理職者)に必要とされる管理能力や職務遂行能力、その育成・支援を病院規模別に考えてみたい。

プログラム
一部:講演 13:00〜14:10
「中間看護管理職者のエンパワーメントと人材育成」

関東学院大学大学院看護学研究科看護学部教授 金井Pak 雅子 先生

二部:パネルディスカッション 14:10〜16:00
「大規模病院のコンピテンシーを基盤とした看護師長の能力評価と育成」

元東京警察病院 看護部長 中三川 厚子 氏

「中規模病院(200床未満)の師長教育と職場の活性化」

聖隷富士病院 看護次長 田中 佳子 氏

「小規模病院(100床未満)の中間管理者の役割と必要な能力 〜多職種連携教育の活用〜」

埼玉西協同病院 総看護長 小野寺 由美子氏

第37回(2019年度第1回)研究会

日時
2019年10月6日(日) 10:00〜16:00 終了しました
場所
東北医科薬科大学 福室キャンパス 医学部2F 中小講義室(アクセスキャンパスマップ
テーマ
質的な文章型データを分析してみませんか:計量テキスト分析の初歩
背景と目的

 看護研究によく使われる質的データ。会話やインタビュー、アンケートの自由記述など、貴重な文章型のデータをたくさんお持ちと思います。苦労して集めたテキストデータに少々統計的手法を加えて分析してみたいとお考えの方もいると思います。

 今研究会では、看護職の皆さんがお持ちの質的データを、計量テキスト分析という手法を使って集計、分析、可視化するための第一歩を演習を通じて学びます。

プログラム
10:00〜11:30講義

千葉 弘毅(北里大学)

12:30〜15:30演習
15:30〜16:00発表・質疑応答
注意事項
  • ご参加に際して、Microsoft Excel(2013以上)がインストールされたPCをご持参ください。
  • テキスト分析用のフリー・ソフトウェアの「KH Coder」をダウンロード(http://khcoder.net)・インストールしてご参加ください。
  • お持ちであればテキスト(文章)データ(ただし持参されなくてもご参加いただけます)
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2018年度

(第32回〜第36回(2018年度)の研究会を表示/非表示)

第36回(2018年度第5回)研究会

日時
2019年6月2日(日) 9:30〜12:30 終了しました
場所
東邦大学 看護学部新館(1号館) 1階 第9講義室
テーマ
地域連携におけるナレッジ・マネジメント―急性期精神神経科の退院支援から見る地域連携―
背景と目的

 女性の就業率のM字カーブがゆるやかになっている現在、育児・介護休業法の制定、在宅医療の推進、子育てが「孤育て」、ワンオペ育児等、さらに「ダブルケア」と、家族特に女性への負担が大きくなっている。この背景には、21世紀になった現在も日本では性別役割が根強いことが影響しているように感じる。出産で里帰りをしたいけど、両親が祖父母の介護のために十分な支援が受けられないと感じ断念することがある。一方、里帰りをしたことで、行政が支援の手を差し伸べるきっかけになるという話も聞く。

 自宅でより良い子育て、介護をするためには家族内での自助だけでなく、地域からの支援も不可欠であると考える。厚生労働省は、チーム医療を推進している。そのため、施設内での「チーム」作りはかなり進んできている。しかし、地域包括支援センター、子育て世代包括支援センターに期待されている役割の1つである、関係機関との重層的な連携を強化し、地域との協力関係を整備するという点では、まだまだ十分とは言えない現状がある。

 そこで、講演では、施設間での「チーム」作りについて、そのプロセス、課題等を紹介してもらい、その後、グループに分かれて、施設を超えた「チーム」作り(チームビルディング)について、それぞれが「できること」についてディスカッションを通して、明日からできることは何かをテイクホームできる会としたい。

プログラム
9:30〜講演

田 みほ(東邦大学医療センター大森病院 精神保健福祉士)

10:40〜質疑応答
(休憩)
10:50〜グループワーク
11:50〜発表
12:20〜まとめ、挨拶

第2回医用VRセミナー

※日本VR医学会が主催、本学会が共催

日時
2019年5月18日(土) 16:30〜20:00 終了しました
場所
横浜メディア・ビジネスセンター(YMBC) 8F
関東学院大学関内メディアセンター
テーマ
VRでかわる未来医療―Just VR technology for the future of medicine and nursing care―
プログラム
第一部:医学及び看護教育へのVR技術応用
講演

中口 俊哉(千葉大学フロンティア医工学センター)

第二部:VRでかわる看護・看護の実践シリーズ1(解剖学編)
事例紹介

山田 歩(パナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社 サービスインテグレーション本部 リージョナルビジネス開発部)

第35回(2018年度第4回)研究会

日時
2019年3月10日(日) 13:00〜16:00 終了しました
場所
愛知県産業労働センターウィンクあいち 15階 愛知県立大学サテライトキャンパス
テーマ
これからの看護政策! と 病院再生物語〜病院のイノベーションプロセス
プログラム
講演
「病院再生物語〜病院のイノベーションプロセス」」

久米 淳子(常滑市民病院)

「これからの看護政策!」

大島 敏子(NPO法人看護職キャリアサポート フリージア・ナースの会)

第34回(2018年度第3回)研究会

日時
2019年1月26日(土) 9:50〜12:30 終了しました
場所
横浜メディア・ビジネスセンター(YMBC) 8F
関東学院大学関内メディアセンター
テーマ
フォロワーを活かす
企画趣旨

 第9回学術集会(2018年11月10日開催)では、 フォロワーシップと組織の活性化〜多様なフォロワーを組織の力に!〜 というテーマで、フォロワーの力をいかに引き出すか、リーダーシップとフォロワーシップについて講演、シンポジウムなどが行われ、活発な意見交換がありました。

 今回の研究会では、学術集会でのティスカッションを受けて、フォロワーをいかに育て・ 活かすかについて、皆様と議論を深め組織を担う人材育成について探求したいと思います。

プログラム
9:50〜10:10講演「フォロワーを育てる」

金井Pak 雅子(関東学院大学)

10:10〜10:30看護師長のつぶやき・主任のつぶやき
10:35〜11:40グループディスカッション
11:40〜12:20全体討議
12:20〜12:30まとめ、挨拶

第33回(2018年度第2回)研究会

日時
2018年9月22日(土) 13:30〜16:30 終了しました
場所
群馬県立県民健康科学大学 第21講義室
テーマ
看護職者が組織の政策形成過程に参画する意義
企画趣旨

 政策という用語は国、自治体、地域、病院など様々なレベルで用いられるが、広義に解釈すれば、政策とは、ある目標に向かうための行動の計画であり、方向性を示すもの(中山,1998)といえる。看護職者は看護を提供するあらゆる場において、その場に応じた活動方針や行動計画を決定していかなければならない。看護職者がその組織の構成メンバーとして、活動方針や活動の方向性を選択するための政策形成過程に参画すれば、看護の視点に重きを置いたシステムを組織のなかに創ることができるのではないだろうか。

 そこで今回の研究会では、あらゆる場で活躍している看護職者の方々に登壇していただき、看護職者が組織の政策形成過程に参画する意義について検討したいと考えている。

登壇者

石原 美和(宮城大学)

小川 惠子(前群馬県看護協会)

鈴木 伸代(群馬県済生会病院)

金子 友香(群馬県立小児医療センター・群馬県立県民健康科学大学)

巴山 玉蓮(群馬県立県民健康科学大学)

司会

清水 裕子(群馬県立県民健康科学大学)

第32回(2018年度第1回)研究会

都合により開催を中止いたしました。
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2017年度

(第28回〜第31回(2017年度)の研究会を表示/非表示)

第31回(2017年度第4回)研究会

日時
2018年6月29日(金) 18:00〜21:00 終了しました
場所
東京大学 伊藤国際学術研究センター3階 中教室
テーマ
臨床看護サービスの質
―超過勤務の課題解決のための看護計画&記録のイノベーション―
登壇者

水流 聡子(東京大学)

渡邊 千登世(神奈川県立保健福祉大学)

佐野 けさ美(東京大学)

井上 真奈美(山口県立大学)

大森 美保(帝京科学大学)

概要
1.看護計画&記録の質と計画記録業務による超過勤務の発生
2.共通のものさしとしての看護マスターの開発と厚生労働省標準化(2016年3月)
3.看護思考プロセスナビゲータを用いた標準看護計画という考え方と「看護ナビコンテンツ(疾患治療別・症状別)」の整備
4.在宅看護の質向上のための計画記録支援システムの実現
5.東大開発の新PCAPSアプリケーションを用いた看護の計画記録のイノベーションと良質なチーム医療の実現
  ※PCAPS<ピーキャプス>(患者状態適応型パスシステム)
6.パネルディスカッション 「教育と業務の再設計」
司会

水流 聡子(東京大学)

第30回(2017年度第3回)研究会

日時
2018年3月21日(水) 13:30〜17:00 終了しました
場所
東京情報大学 看護実習棟(9号館)デモンストレーション室
テーマ
病や障害とともに生きる看護職の活用 
―ケアギバーとしての役割と共生社会への道―
企画趣旨
 近年、厚生労働省は、がん対策基本法や障害者総合支援法等の各種法規を根拠とし、がんや難病等の疾患を抱える従業員の就労支援を呼びかけている。慢性疾患や障害とともに生きる看護職の採用・復職支援・就労継続支援や看護師を目指す障害学生への合理的配慮のあり方などは、これからの少子超高齢社会における看護職の確保やケアギバーとしての職域拡大の課題とともに検討されていく必要がある。
 保健師助産師看護師法の絶対的欠格事由(視覚・聴覚・言語・精神障害者には免許を与えない)は、薬剤師国家試験に合格した聴覚障害者への免許付与否を発端とした多数の当事者運動の結実により、2001年相対的な法規へと改正された。2014年、我が国は障害者権利条約に批准し、2016年、同条約の国内法である「障害者差別解消法」および「改正障害者雇用促進法」が施行され、当事者の社会参加を後押しする環境は整いつつある。
 そこで、障害学生および障害者就労支援の専門家による現状報告を我が国の基礎として交えながら、病や障害とともに生きる看護学生や看護職主体の望ましい支援、また共生社会の創造へ貢献しうる活用のあり方について、経済学的側面を包含しながら検討する。
プログラム
第一部 パネリストからの話題提供

加納佳代子(東京情報大学特命副学長(看護学部担当)/日本てんかん協会千葉県支部世話人(当事者))

瀬戸山陽子(東京医科大学医学部看護学科 看護情報学 講師(当事者))

中津真美(東京大学バリアフリー支援室 特任助教)

仲村信一郎(国立職業リハビリテーションセンター 上席障害者職業カウンセラー 臨床心理士)

栗原房江(前 東京大学大学院経済学研究科 REASE(Research on Economy And Social Exclusion:社会的障害の経済理論・実践研究)/聴覚障害をもつ医療従事者の会(当事者))

第二部 パネルディスカッション
病や障害とともに生きる看護職の活用について、パネリストと参加者間で討論
(手話通訳、パソコン文字通訳)
司会

加納佳代子(東京情報大学特命副学長(看護学部担当))

松下博宣(東京情報大学看護学部教授)

第29回(2017年度第2回)研究会

日時
2018年1月27日(土) 13:30〜16:30 終了しました
場所
関東学院大学関内メディアセンター 8階 803号室
テーマ
看護師のためのアンケート調査の効果的実践法(理論と演習)
−いい調査、してますか?−
企画趣旨
 看護研究や業務改善の目的によく使われる「アンケート調査」。しかし、調査対象に対して「はい、いいえ」「よい、悪い」を聞くだけでは、得たい情報の多くを見逃してしまいます。また分析の際にも、データの特性や分量など、条件に応じた方法を選択することが必要です。
 今研究会では、臨床経験を積んだ中堅看護師、教育担当、管理者の方々を対象として、アンケート調査実施のポイントと注意点について、調査票作成から解析までグループでの演習を通じて実践的に理解することを目的とします。
プログラム(予定しているトピックス)
  1. 問題意識をアンケート調査票に落とし込む方法
  2. 調査票の設計方法
  3. 「データベース」の構築
  4. 既存の統計ソフト(エクセルやSPSS)の使い方と分析方法
注意事項
ご参加に際しては、Microsoft Excel(2013以上)がインストールされたPCをご持参ください。
(ただし持参されなくてもご参加いただけます)

第28回(2017年度第1回)研究会

日時
2017年7月30日(日) 13:00〜16:30 終了しました
場所
東京警察病院 9階会議室
テーマ
適正人員配置と人事労務管理
企画趣旨
 労働人口の減少や看護職域の広がり、多様な働き方の推進など、看護師確保は永遠のテーマであり、適正な人員配置は労務管理と共に看護管理者に課せられた大きな役割のひとつで悩ましいところでもあります。今回、各病院からの人事労務管理を共有し、今後の展望について会場の皆さまと一緒に考える機会になればと思います。
プログラム
本研究会はインフォメーション・エクスチェンジの形式といたします。
話題提供

司会:安川文朗(横浜市立大学大学院国際マネジメント研究科 教授)

千葉妙子(熊谷生協病院 看護部長)

望月幸子(聖隷富士病院 看護部長)

五味美春(東京慈恵会医科大学附属第三病院 看護部長)

中三川厚子(東京警察病院 看護部長)

意見交換
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2016年度

(第25回〜第27回(2016年度)の研究会を表示/非表示)

第27回(2016年度第3回)研究会

日時
2017年3月20日(火・祝) 13:00〜17:00 終了しました
場所
名古屋大学 鶴舞キャンパス 医学部基礎研究棟3階 第2講義室
テーマ
高齢化を迎える日本・韓国の訪問看護の現状と課題そして今後の展望
企画趣旨
 現在、日本では急速に高齢化が進み、人口の約20%が65歳以上の高齢者です。これが、2030年には約32%になると予測されています。そこで、国は、団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、住まい、医療、介護、予防、生活支援を日常生活の場で、一体的に提供する地域包括ケアシステムづくりを進めています。この地域包括ケアを推進する上で訪問看護の重要性がさらに注視されています。お隣の韓国においても高齢化が進んでおり日本と同様のことが課題となっています。そこで、今回、日本と韓国の訪問看護の現状や課題を共有し、これからの訪問看護師に求められる業務の裁量と役割拡大など今後の展望について考えてみたいと思います。
プログラム
指定講演

司会:三浦昌子(名古屋大学医学部附属病院看護キャリア支援室)

「ASAN Medical Centerでの国際診療センターの目的と役割 〜コーディネーター の業務とやりがい〜」

山口直江(ASAN Medical Center 国際診療センター コーディネーター)

招聘講演

司会:三浦昌子(名古屋大学医学部附属病院看護キャリア支援室)

「家庭看護師の役割と裁量 〜韓国の訪問看護の現状から〜」

パク・ハクヨン(ASAN Medical Center 家庭看護ユニットマネージャー)

パネルディスカッション

司会:鈴木 正子 愛知県看護協会会長

「病院と地域をつなぐ多職種連携に求められる訪問看護師の役割と課題」

浅井みどり(八千代病院訪問看護ステーション)

「地域包括医療を見据えた大学病院の取り組み〜訪問看護ステーションを立ち上げの成果と今後の展望〜」

小島奈保子(藤田保健衛生大学病院 地域包括ケア中核センター)

「地域に根ざす訪問看護ステーションの事業展開と責務」

森田貞子(すみれ訪問看護ステーション)

第26回(2016年度第2回)研究会

日時
2016年11月26日(土) 13:30〜17:00 終了しました
場所
慶應義塾大学信濃町キャンパス・孝養舎2階 マルチメディアカンファレンスルーム
テーマ
医療のリバースイノベーション
企画趣旨
 超高齢化の進展を背景に、厳しい社会保障財源と労働人口の減少のもと、限られた医療資源のなかでの効果的な医療提供が模索され続けています。しかし、持続可能性の観点からも妥当性と力強さに欠け、今ひとつ…というのが実態でしょう。
 「不足」や「問題」ばかりを嘆く毎日ですが、世界や日本の隅々を見渡すと、資源が限られているからこそ、それをバネに生まれたシンプルで力強い医療提供の考え方やシステムがいくつも存在しています。そこには、フルスペックで専門化されているほど質の高い医療が提供できると思い込んできた私たちに、パンチが効いた問いを投げかけ、新しいアイディアを想起させるヒントがあふれています。
 資源不足など制約の多い途上国や地方で地域ニーズから生まれた製品や方法を、先進国や都市部に適用する手法を「リバース・イノベーション」といいますが、医療においても、さまざまな「リバース・イノベーション」がうまれています。
 本セッションでは、世界の「医療のリバースイノベーション」を概説するとともに、3名のパネリストに世界や日本でのさまざまな取り組みをご報告いただき、今後必要とされている持続可能で地域住民とともに創りあげる尊厳に満ちた医療システムのアプローチについて考えていきます。
プログラム
指定講演
「What's Reverse Innovation?」

小池智子(慶應義塾大学看護医療学部/大学院健康マネジメント研究科)

パネルディスカッション「医療のリバースイノベーション」

座長:小池智子(慶應義塾大学看護医療学部/大学院健康マネジメント研究科)

「SAKURA World Hospital のシンプルなパワー(仮題)」

安井はるみ(看護師):SAKURA World Hospital(インド)・ジェネラル・マネージャー

「山谷発リバースイノベーション(仮題)」

本田徹(医師):保健医療NGO シェア代表理事/山谷・山友クリニック・ボランティア

「中山間地域を支えるコミュニティー・ケア〜訪問看護と地域ケア〜」

歌田ちひろ(看護師):株式会社Community Care代表

第25回(2016年度第1回)研究会

第25回研究会の様子が、週間医学界新聞(医学書院)の第3203号(2016年12月12日発行)で紹介されました。
日時
2016年11月22日(火) 18:30〜21:00 終了しました
場所
東京大学医科学研究所附属病院 A棟8階会議室
テーマ
21世紀の医療の充実に看護師が果たせる役割
〜英国の例に学ぶ成長と協業の戦略〜
開催趣旨
 地域包括ケアシステムを柱として、日本の医療は「施設中心」から「地域中心」への大きな転換の最中にあります。この大転換の成否は、地域における医師の貢献とともに、地域の医療やそこで暮らす人々を十分理解した看護師の働きにかかっています。
 そのような看護師を育成し、医師や他職種との協業を高めていくために、どのような育成や成長の戦略をたてるべきか、どれくらいコストをかけるべきか・・・・英国における地域看護師コミュニティのリーダーであるTheQueen’s Nursing Institute のDr.Crystal Oldman 先生に、英国でいま進行している同じ課題への取り組みについて、最新のホットな情報をお話しいただきます
プログラム
Special speaker
Dr. Crystal Oldman(英国The Queen’s Nursing Institute 最高責任者)
Moderator
金井Pak 雅子(関東学院大学大学院看護学研究科)
Special Commentator
小林 康司(東京大学医科学研究所附属病院)
司会
安川 文朗(横浜市立大学国際総合科学部)
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2015年度

(第22回〜第24回(2015年度)、2015年度特別研究会を表示/非表示)

第24回(2015年度第3回)研究会

日時
2016年5月21日(土) 13:30〜16:30 終了しました
場所
東北大学医学部1号館1階 第2講義室
テーマ
政策研究のために量的データを集める
開催趣旨
 看護研究を、現場の改善から制度の改善へ活かすには、量的データと経済評価が欠かせない。まずは、小規模でも量的データを集めるにはどうするか、情報を交換する。現場の看護職の皆さまもご参加ください。
プログラム
パネルディスカッション
1.

森谷就慶(東北文化学園大学 教授)

2.

桵澤邦男(国際医療福祉大学大学院 講師)

ディスカッション
司会

尾形倫明 (東北医科薬科大学 助教)

※ 終了後に別途、情報交換会もご用意しております。

第23回(2015年度第2回)研究会

日時 終了しました
2016年3月5日(土) 13:30〜17:00
場所
順天堂大学お茶の水キャンパス 10号館1階105カンファレンスルーム
テーマ
看護のキャリアの可能性
プログラム
第一部 講演「夢の実現と看護キャリア」
1.

川添 高志(看護師・ケアプロ株式会社 代表取締役社長)

2.

荒尾 裕子(保健師・株式会社クレメンティア 代表取締役社長)

第ニ部 ディスカッション「看護の未来とキャリアの可能性」
コーディネーター

濱田 安岐子(NPO法人看護職キャリアサポート)

パネリスト

川添 高志(看護師・ケアプロ株式会社 代表取締役社長)

荒尾 裕子(保健師・株式会社クレメンティア 代表取締役社長)

指定発言

飯島 佐知子(順天堂大学医療看護学部・大学院医療看護学研究科 教授)

2015年度特別研究会

※「神奈川の地域医療を考える会」と「横浜市立大学医経連携ユニット研究班」との共催、The University of New Mexico School of Medicine: Project ECHO の協賛

日時 終了しました
2016年3月4日(金) 19:15〜
場所
崎陽軒本店 6階会議室 (横浜駅東口)
テーマ
ECHO システムとは何か:その有効性と将来展望
講師
武田 三樹子(ニューメキシコ大学薬学部/Project ECHO)

第22回(2015年度第1回)研究会

日時 終了しました
2015年11月7日(土) 13:00〜16:30
場所
大阪府立大学 I-siteなんば S4
テーマ
―看護組織の活性化に向けて― AIプログラムの理解と実践
プログラム
講演
1.「AI(アプレシエィティブ・インクワイリー)を通じた看護管理者のリーダーシップ効力感向上の試み」

北居 明(甲南大学経営学部)

2.「AIプログラムの実践例」

撫養 真紀子(大阪府立大学看護学部)

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2014年度

(第17回〜第21回(2014年度)の研究会を表示/非表示)

第21回(2014年度第5回)研究会

日時 終了しました
2015年5月9日(土) 13:00〜16:30
場所
一般財団法人自警会 東京警察病院
テーマ
看護師が取り組む財務分析入門と病院の経営改善
プログラム
講演
「1.看護部で活用するバランスト・スコアカードと財務分析入門」

飯島 佐知子(順天堂大学大学院医療看護学研究科)

「2.看護部主導の経営改善−名鉄病院の事例」

野中 時代(元名鉄病院副院長兼看護部長)

第20回(2014年度第4回)研究会

日時 終了しました
2015年3月14日(土) 13:00〜16:30
場所
順天堂大学お茶の水キャンパス6号館3階
〒105-8461 東京都文京区本郷2-1-1
テーマ
看護部が取り組む病院経営改善とグローバル基準の医療の質の向上
プログラム
講演
「1.看護管理者による経営分析と看護部主導の経営改善」

野中 時代(元名鉄病院副院長兼看護部長)

「2.JCI認定によるグローバルな質向上と看護部の役割」

木下 佳子(NTT東日本関東病院看護部)

第19回(2014年度第3回)研究会

日時 終了しました
2015年1月31日(土) 13:00〜16:30
場所
東京慈恵会医科大学管理棟9階カンファレンスA・B
〒105-8461 東京都港区西新橋3-25-8
テーマ
史実から明らかにする戦時体制と看護
開催趣旨

 戦争とはどういうものか、長いこと平和な時代を生きてきた私たちにとっては十分なイメージができていないのではないでしょうか。

 歴史は、政策の方向性を定める基盤づくりの役割を持っていると考えます。

 今回は看護歴史学の識者から、史実に基づいて戦争とはどのようなものであるのかについて話題を提供してもらい、今後の看護のあるべき方向性を参加者と考えていきたいと思います。

プログラム
基調講演
「今、戦争体験の史実を看護師が明らかにする意味」

田中 幸子(東京慈恵会医科大学)

講演
1)「第二次世界大戦時フィリピンでの日本赤十字社救護班看護婦の体験 −当事者2名の語りから−」

鷹野 朋実(日本赤十字看護大学)

2)「第二次世界大戦中のビルマにおける日本赤十字社救護班の活動」

川原 由佳里(日本赤十字看護大学)

3)「再び戦争への道を歩まないために −体験と史実からの思い」

川嶋 みどり(日本赤十字看護大学)

第18回(2014年度第2回)研究会

日時 終了しました
2014年11月1日(土) 13:30〜17:00
場所
熊本大学医学部附属病院 山崎記念館 1階ホール
〒860-8556 熊本市中央区本荘1丁目1番1号
テーマ
異分野で学ぶ看護師達
開催趣旨

 医療におけるイノベーションにおいて、組織力強化は欠かせません。異分野で学んだ看護師達には、他部門との連携、つまりインターナル・ネットワーキング構築への貢献が期待されます。

 興味をお持ちの皆様、この研究会に参加して一緒に考えてみませんか。

プログラム
基調講演
異分野の学びから生まれる価値

河村 洋子(熊本大学政策創造研究教育センター 准教授)

パネルディスカッション
1.三重野 由紀子(株式会社メディカ出版 看護・メディカル総合編集課)

2.島村 美香(熊本大学医学部附属病院看護部副看護師長)

3.木村 眞知子(熊本大学大学院博士後期課程社会文化科学研究科)

ディスカッション
異分野で学ぶ看護師の化学反応

司会: 安川 文朗(横浜市立大学 教授)

第17回(2014年度第1回)研究会

日時 終了しました
2014年10月25日(土) 13:30〜16:30
場所
関東学院大学 関内メディアセンター
〒231-0011 横浜市中区太田町2-23 横浜メディア・ビジネスセンタービル8F
テーマ
看護経営ワークショップ:地域包括ケア病床への移行を活用した看護の経営参画
開催趣旨

 在宅医療の推進を見据えた地域包括ケア病床の基準と報酬を理解し、一般急性期病床から地域包括ケア病床への移行の仕方、移行後の看護管理野あり方などを、講義とグループワークを通じていっしょに考える「参加型研究会」です。

* ご参加の皆さまには、グループに分かれて実際の病床移行シミュレーションによる課題解決プロセスを体験していただきます。

プログラム
T 講演
1)「平成26 年度改定診療報酬の概要と地域包括ケア病床取得基準」

鈴木恵子(横浜市立みなと赤十字病院 看護部長)

2)「急性期病床から地域包括ケア病床への移行課題」

馬場悦子(独立行政法人地域医療機能推進機構 横浜中央病院 看護部長)

U グループワーク
1)急性期病床から地域包括ケア病床移行のシミュレーションについて(手順解説)
2)グループワーク
  1. 急性期病床から地域包括ケア病床移行に関する課題抽出
  2. 1. の課題を解決するための方策
3)グループによる成果の発表」

グループワークで話し合われた内容を発表し、課題と解決方法を共有します

V まとめ
講師によるフィードバック
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2013年度

(第13回〜第16回(2013年度)の研究会を表示/非表示)

第16回(2013年度第4回)研究会

日時 終了しました
2014年3月21日(金・祝) 13:30〜16:30
場所
順天堂大学10号館1階 105カンファレンスルーム
〒113-8421 東京都文京区本郷2-1-1
テーマ
看護の技をどのように評価するか
―診療報酬における看護技術評価の問題と課題−
開催趣旨

 看護の技が評価されること。これは、私たち看護職にとって非常に重要な課題だが、看護を評価することそのもの難しさから、十分に評価されているとはいいがたい。診療報酬において、看護の技の評価は、医療技術の評価として認められており、医療技術評価・再評価希望書によって行われる。日本医学会、内保連(内科系学会社会保険連合)、外保連(外科系学会社会保険委員会連合)、日本歯科医師学会に加え、看護は看保連がその役割をになっている。提出書類は、学識経験者からなる一次審査、医療技術分科会による二次審査を経て、中医協に提出される。二次審査を通過した技術については改定時に保険収載や点数・要件の見直しが行われることになる。対象となる技術の有効性、普及性、技術の成熟度、医療費への影響が厳しく審査される。看護技術の研究は、ランダム化比較試験、システマティック・メタアナリシスなどを重視したエビデンスが明確にする研究などを行うことが非常に困難であり、当該技術に経済効果をあわせて説明していくことも難しい。

 本研究会では、看護の技を評価し、政策立案していくうえでの問題と課題を議論したいと考えている。

プログラム
1.看護の医療技術評価の問題と課題

任 和子(京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻教授・
  看保連 看護技術検討委員会 委員長)

2.看護の医療技術評価の実際とその方法

柏木 聖代(横浜市立大学看護管理学准教授)

司会: 勝山 貴美子(横浜市立大学看護管理学教授)

第15回(2013年度第3回)研究会

日時 終了しました
2014年1月25日(土) 13:30〜17:00
場所
関東学院大学 関内メディアセンター
〒231-0011 横浜市中区太田町2-23 横浜メディア・ビジネスセンタービル8F
テーマ
出産と子育ての切れ目のない支援システムをめざして
開催趣旨

 現在、わが国には「妊娠・出産」と「子育て」の継続的、系統的な支援システムがあるとは言い難い現状です。妊娠期の女性への育児準備教育、出産早期の身体的にも精神的にも不安定な時期にある母親、地域で孤独な育児を担う乳幼児の母親に対し、母親の思いや不安に配慮した情緒的・社会的支援が求められています。次世代の健全な育成のためには母親とその家族への支援が急務です。

 テーマに興味・関心のある皆様の参加をお待ちしています。

プログラム
報告
1.産後の家庭内支援の現状と課題

ぼうだ あきこ(NPO法人孫育て・ニッポン 理事長/横浜の産み育てを考える会メンバー)

2.カナダの家族支援:ノーバディズ・パーフェクトを実践して

伊志嶺 美津子(子ども家庭リソースセンターNP部門代表)

3.横浜市の子育て支援施策の現状と展望

近藤 政代(横浜市こども青少年局こども家庭課 課長)

4.行政からの産後ケア事業を受け入れて

宮下 美代子(みやした助産院 院長)

5.産後院開設の背景と医師と助産師の協働

大草 尚(医療法人帯経会 さくら産院 理事長)

ディスカッション

総合司会: 坂梨 薫(関東学院大学看護学部看護学科)

第14回(2013年度第2回)研究会

※ 東北大学大学院医学系研究科と共催

日時 終了しました
2013年11月30日(土) 13:00〜17:00
場所
東北大学医学部 第2講義室(1号館1階)
〒980-8575 仙台市青葉区星陵町2-1東北大学星陵キャンパス
テーマ
データを使った看護と看護研究の質向上をめざして
プログラム
基調講演
データを使った看護研究のブラッシュアップ

成田 徹郎(国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野 特任准教授)

報告
1.看護の成果を病院データから評価する

安川 文朗(横浜市立大学国際総合科学部 教授)

2.在宅医師による末期がん患者への説明―言語を定量化・可視化する―

千葉 宏毅(東北大学病院卒後研修センター 助手/東北大学クリニカル・スキルスラボ 専任教員)

3.看護行為を明らかにすることでみえてくるもの

門馬 靖武(東北大学病院卒後研修センター 助教/東北大学クリニカル・スキルスラボ 専任教員)

4.A県における潜在看護職の再就業の意向に関連する要因

巴山 玉蓮(群馬県立県民健康科学大学 教授)

ディスカッション

総合司会: 尾形 倫明(東北大学大学院医学系研究科 助教)

第13回(2013年度第1回)研究会

日時 終了しました
2013年7月13日(土) 13:00〜16:30
場所
越谷市中央市民会館 5階 第9会議室
〒343-0813 埼玉県越谷市越ケ谷4-1-1
テーマ
看護師の雇用の質と経済効果
開催趣旨

 一般的に雇用の質改善や労働環境の改善は労働者の勤労意欲を高め、生産性を挙げると言われている。基調講演での問題提起と看護師の満足や夜勤時間の短縮、ワーク・ライフ・バランスの推進に取り組まれている報告を下に、雇用の質についてフロアとのディスカッションの場にしたい。

プログラム
開会挨拶
基調講演
雇用の質を考える視点

安川 文朗(横浜市立大学 国際総合科学部 教授)

シンポジウム
1.集う人(スタッフ)の幸せの追及

池田 五十鈴(川越胃腸病院 理事兼看護部長)

2.12時間夜勤を導入し、働きやすい職場を提供

折笠 清美(埼玉県済生会栗橋病院 看護部長)

3.経営戦略としてのワーク・ライフ・バランス

大西 徳雪(セントワークス(株)代表取締役社長)

全体討議
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2012年度

(第9回〜第12回(2012年度)の研究会を表示/非表示)

第12回(2012年度第4回)研究会

日時 終了しました
2013年3月2日(土) 13:30〜16:30
場所
東京有明医療大学 3階 中会議室
〒135-0063 東京都江東区有明2-9-1
テーマ
修士課程で経済科学を学んだ看護職から みた医療政策・経済
開催趣旨

 看護職としてその専門領域で活躍している方々であり、かつ経済学修士を取得された3名の方々に、保健医療福祉における実態と経済について、それぞれの研究成果を報告していただき、今後の医療政策・経済について皆様とディスカッションします。

プログラム
I.シンポジウム
1.医療施設で介護を受ける高齢者を取り巻く環境とコスト: 東京都A区の事例から

北島 泰子(東京有明医療大学看護学部 助教)

2.助産、看護に生かすマーケティング理論

平出 美栄子(矢島助産院 助産師)

3.看護活動とコーディネーション

島田 智織(茨城県立医療大学保健医療学部 准教授)

II.全体討議

第11回(2012年度第3回)研究会

日時 終了しました
2013年2月2日(土) 14:00〜17:00
場所
順天堂大学 本郷キャンパス 6号館3階
〒113-8421 東京都文京区本郷2-1-1
テーマ
医療における「社会的に容認されない」関係性への思考
開催趣旨

 日常生活の中には「社会的には容認されていない関係性」が多様に存在し、その当事者はさまざまな困難の中で生きている。医療の現場では、そのような関係性に生じる苦悩、喪失、悲嘆にサポートできていない現状がある。今回は、現代の社会制度下で、法律的な保護の対象とされていない人間関係の存在を知り、現状を話し合い、医療現場での対応について、参加者と共に思考してみたいと考えている。

プログラム
I.講演・質疑応答
1.拡散する婚姻制度−ヨーロッパにおける同性婚の浸透

丸山 茂 (神奈川大学法学部教授、法学)

2.刑務所受刑者妊婦と胎児への支援−政策提言としての試み−

菊地 栄 (聖隷クリストファー大学非常勤講師・社会デザイン学博士)

II.全体ディスカッション

第10回(2012年度第2回)研究会

日時 終了しました
2012年11月3日(土) 13:00〜16:30
場所
札幌社会保険総合病院 講義室(2階)
〒004-8618 札幌市厚別区厚別中央2条6丁目2番1号
テーマ
看護職の中間管理者(看護師長)の育成と課題
開催趣旨

 社会の変化に伴い医療変革が起きている現状の中で、看護職の中間管理者はワーク・ライフバランスと経営など多様な問題を抱えている。今回の研究会では、女性の労働力市場との関連も含め、看護職の中間管理者の育成と課題を考えていきたい。

プログラム
1.女性の労働力市場と働き方:その現状と課題

原 俊彦(札幌市立大学 デザイン学部 教授,日本人口学会副会長)

2.看護師長育成の取り組みの実際と課題  〜マネジメントラダーの効果〜

勝見 真澄(札幌市立病院局 市立札幌病院 看護業務担当部長)

3.看護師長育成の取り組みの実際と課題 〜目標管理の導入から〜

千葉 妙子(埼玉協同病院 看護部長)

4.認定看護管理者セカンドレベル研修受講者の中間管理者の役割認識の特徴 〜A研修センター10年間の看護管理実践計画書テーマから〜

小泉 由貴美(札幌社会保険総合病院 看護局次長)

第9回(2012年度第1回)研究会

日時 終了しました
2012年7月14日(土) 13:30〜16:30
場所
順天堂大学お茶の水キャンパス10号館1階105番教室
〒113-8421 東京都文京区本郷2-1-1
対象
医療系大学院生、教員、臨床で研究されている看護職
テーマ
費用効果分析の医療政策と看護への適応とTreeAge Proを使った分析入門
プログラム
1.費用効果分析の概要とその医療政策への適応

福田 敬(国立保健医療科学院 情報支援研究センター 上席主任研究官)

2.費用効果分析の看護への適応

飯島佐知子(順天堂大学大学院医療看護学研究科 看護管理学 教授)

3..TreeAge Pro を使った決断分析、費用効果分析入門

五十嵐 中(東京大学大学院薬学系研究科 医薬政策学 特任助教)

TreeAge Proは下記ホームページから無料ダウンロードして21日間のみ使用することができます。受講者はノートパソコンにダウンロードし参加してください。
http://www.treeage.com/products/download.html
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2011年度

(第5回〜第8回(2011年度)の研究会を表示/非表示)

第8回(2011年度第4回)研究会

※ 科研費基盤研究(C)医療への信頼向上を目指した学際的医療連携チーム構築 のための基盤研究(研究代表者:勝山貴美子)と共催

日時 終了しました
2012年3月3日(土) 13:30〜17:00
場所
横浜市立大学医学部看護学科205教室
テーマ
「患者を中心とした学際的チーム医療連携とは何か」
プログラム
I.講演
1.患者にとってのチーム医療とは −電話相談、ターミナルケアの経験から思うこと

山口育子(NPO法人 ささえあい医療人権センターCOML理事長)

2.地域医療における連携 −三師会連絡協議会の取り組みから

加藤憲(愛知県医師会総合政策研究機構 主任研究員)

3.患者を中心とした医療における看護の役割
  −CNSとして、心臓血管外科の看護専門外来の体験から思うこと−

宇都宮明美(聖路加看護大学 急性期看護学(上級実践コース) 准教授

4.医療安全チームの活動から見えること −医師の立場から

寺崎 仁 (横浜市立大学 市民総合医療センター 安全管理指導者・准教授

II.総合討論
司会:勝山貴美子、平田明美(横浜市立大学)

第7回(2011年度第3回)研究会

※ 科研費基盤研究(B)中高年看護職者のセカンドキャリア就労支援に関する経験的研究(研究代表者:田中幸子)と共催

日時 終了しました
2012年1月8日(日) 13:30〜16:30
場所
順天堂大学(本郷キャンパス)10号館105講堂
テーマ
「看護職者のセカンドキャリア −やりがいのある生涯現役をめざして−」
プログラム
1.少子高齢化と中高年看護職の就労

山形大学医学部看護学科 教授 田中幸子

2.中高年看護職のためのファイナンスプラン

税理士おびなた会計事務所 所長
神奈川大学 非常勤講師     大日方誠

3.「看護を語ろう楽学塾」を主催して

看護を語ろう楽学塾 主宰 岩見喜久子

4.介護領域での看護師の活躍(仮)

全国訪問ボランティアナースの会キャンナス代表 菅原由美

第6回(2011年度第2回)研究会

※ 看護経済・政策研究学会+西南女学院大学保健福祉学部看護学科共同開催「看護と社会を考える研究会」として開催

日時 終了しました
2011年9月4日(土) 13:00〜16:30
場所
西南女学院大学 6号館 2階 6201教室
テーマ
「いま看護師に必要な能力開発とは 〜社会の期待と看護師の理想〜」
プログラム
基調講演
深澤優子  R&D Nursingヘルスケア・マネジメント研究所 代表
シンポジウム
飯野英親  西南女学院大学保健福祉学部看護学科教授
深澤優子  R&D Nursingヘルスケア・マネジメント研究所代表
中島美津子 医療法人財団健貢会東京病院副院長/看護部長
中三川厚子 医療法人道心会埼玉東部循環器病院看護部長
挨拶/司会進行
安川文朗

熊本大学大学院社会文化科学研究科教授/看護経済・政策研究学会理事

第5回(2011年度第1回)研究会

日時 終了しました
2011年7月23日(土) 13:00〜16:30
場所
横浜市立大学福浦キャンパス 看護教育研究棟 205講義室(定員:150名)
テーマ
「助産業務の経済評価の試み〜助産の経済評価を行ってみよう〜」
プログラム
1.周産期医療の現状

横浜市立大学医学部看護学科 坂梨薫

2.病院の助産外来における経済評価

NTT東日本関東病院 母性看護専門看護師 長坂桂子

3.助産所業務の経済評価

山本助産院 山本詩子

4.安全を担保するための人員体制の経済的評価

神戸大学大学院保健学研究科 齋藤いずみ

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2010年度

(第1回〜第4回(2010年度)の研究会を表示/非表示)

第4回(2010年度第4回)研究会

2011年3月12日(土)に開催予定でしたが、地震の影響により中止いたしました。

第3回(2010年度第3回)研究会

日時 終了しました
2011年2月19日(土)13:00〜16:00
場所
順天堂大学お茶の水キャンパス9号館2階8番教室(定員100名)
テーマ
「看護部にもできる病院の経営改善―財務諸表につよくなる」
プログラム
1.看護管理者のための実践的マネジメント 経営参画へのABC

株式会社F.Y.T 代表取締役 吉田二美子

2.自治体病院の経営危機に看護部が挑んだ改善

常滑市民病院 看護部長 野中時代

第2回(2010年度第2回)研究会

日時 終了しました
2010年10月9日(土)13:00〜16:30
場所
山形大学医学部第5講義室(定員100名)
テーマ
「看護職者の多様な働き方を考える ―生涯現役を可能とする働き方の探究ー」
プログラム
1.シンポジウムの開催趣旨と戦後の看護労働

山形大学医学部看護学科 教授 田中幸子

2.医療安全と労働環境の整備 ―働き方の新しい制度設計―

財団法人労働科学研究所 所長 酒井一博

3.仕事と家庭の両立 −ワーク・ファミリー・コンフリクトの視点から

同志社大学総合政策学部 教授 藤本哲史

4.看護職者の健康、―中高年女性看護職者の更年期症状、心身の健康―

琉球大学医学部保健学科 准教授 遠藤由美子

5.看護職者のワーク・ライフ・バランスと多様な働き方

社団法人日本看護協会 常任理事 小川 忍

第1回(2010年度第1回)研究会

日時 終了しました
2010年7月17日(土)16:00〜18:00
場所
順天堂大学お茶の水キャンパス10号館4階403番教室(定員45名)
テーマ
「持続可能な専門看護師の養成条件〜教育コストをどう確保するか〜」
シンポジスト
滋賀県立成人病センター がん専門看護師  吉田智美
聖路加看護大学看護実践開発研究センター 教授 山田雅子
熊本大学法学部/大学院社会文化科学研究科 教授 安川文朗
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